超常現象・UFO・常断研究所
オカルトとは、隠されたという意味が語源だそうす。永年の趣味と好奇心から超常現象やUFOなどの謎を推理してみました。 ■このBlogに掲載された写真や記事の無断転載、流用は禁止いたします。
<■常断研究所の超常現象に対する考え方>
この世界には100%の客観は存在しません。世間のだれもが「白」に近いと認める仮説が「客観」と呼ばれています。 「そんなことは有り得ない」と、なんでも頭ごなしに否定しないのが、科学的態度だと考えます。
誰もが平等に、私の仮説、あなたの仮説、相互に否定、強要せず、権威や極論を鵜呑みにせず、冷静な相対判断を心がけることが大切です。
(竹内薫/99.9%は仮説より)

■当Blogの内容は、小生の仮説・独断からの記事です、情報の真偽についても読者のご判断であり、責任を負うものではありません。
錯視のクオリア!
rotsnake

現在は「錯視のルネッサンス」だという。茂木健一郎と北岡明佳という立命館大学の知覚心理学の研究専門家の対談「茂木健一郎科学のクオリア/日経ビジネス文庫」を読んだ。
「錯視」という言葉そのものが小生には新鮮だったが、
同じ長さの線分の両端に内向きの羽根をつけると、それが短く見え、外向きにつけると長く見える、図形は以前から見たことがあった・・それは「ミュラー・リャー錯視」と呼ばれるものだったのですね。対談の要点は以下のようである。

なぜ?錯視が起こるのかというメカニズムは、脳の視覚における情報処理と深く関わっていて認知科学や心理学でも錯視についての研究家が多いそうですが、最近は古典的な誰でも知っているミュラー・リャー錯視からパソコンや動画を使用した、カラーやグラデの3D錯視まで新作が続々発表されている。
インパクトの強い錯視が何故起き、この錯視は何か人間に役にたっているのか?
現在でも錯視が神経系の特質としてどんな役にたっているのかはすっきり説明できないらしいが、役に立つ機能の予定外の副産物=アーティフェクトではないか、と言う説明が判りやすい
とされている。錯視は役に立つ脳機能によって間違って出てきてしまった現象というわけ。
北岡さんの錯視作品である上の「蛇の回転」も実際には動いていないものが動いてみえてしまうのだから、やはり役にたっていない・・・役に立つ情報処理をしている視覚が普段眼にしないものを見ると、つい、ボロをだしてしまう?。

錯視と美意識との関係では、ある図形を心理的になぜ「美しい」と感ずるのか?
「美しい」という主観的なクオリアは、美しい図形に錯視があったのか?錯視があったから美しいのか?よくわからない。錯視が発生すること自体が美しいのかもしれない。
人やアーティストは錯視の量が大きいほど美しい・・と思うのは何故か?実際の現象と認知の間に矛盾があることが美しいのか?
それは曼荼羅にも似た視覚領域だけではなく、瞑想的な部分もある。

図形を黒、濃い灰色から白、薄い灰色と塗りわけると黒から薄い灰色へ動いて見える、濃い灰色を青に、薄い灰色を黄色に変えると錯視量は最大になることもわかってきた。
まず、現象ありきの心理学だか聴覚など他の錯覚も含め、錯視もまだ行われていない研究領域がたくさんあり、現在は錯視のルネッサンスと言える。


★上記錯視図形は「北岡明佳の錯視のページ」のHPより参照させていただきました。

多くの視覚現象でもあり、写真やビデオ映像に捕らえられているUFOですが、この錯視領域や知覚心理学、脳科学からのアプローチ、分析も未知への解明への切り口に成るかもしれません。個人的には自分の脳が出してしまったボロ:アーティフェクトがUFOだったとは思いたくありませんし、そんなに単純な「枯れ尾花」ではないと確信していますが・・・「美」そのものが
最初から、意図的な錯視を纏ったもの?であれば・・という切り口はメタ:超レベルでの未知への真実を何か含んでいそうですね。

★皆さんも錯視の世界、北岡さんのHPや作品をご覧になってみてはいかがでしょう?



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